尾開山北東麓にあり、大仏公園(石川城跡)の入口に位置。
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本尊は釈迦如来。もと川龍院末寺。
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寺伝によりますと、鎌倉時代から南北朝・室町時代にかけて津軽地方に勢力を張った岩館村の曾我氏の菩提寺として岩淵寺があり、同寺住職の隠居寺である浄清庵が大仏院の前身。
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浄清庵は蔵館村大円寺の末庵で古義真言宗、慶長年間(1596-1615)見海が廃寺の跡に庵を結んだのが始まり。
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大仏院は昭和28年、石川の川原田から現在地に移りました。
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十一面観音座像は光背裏に天正5年(1577)大檀那板垣将兼(兵部)云々の墨書(大檀那板垣将兼 石川之内以総之助扶造営之 仏師 公藤信能 于天正五年丁丑菊月吉日 元禄十二己卯歳十月朔 桜庭五(以下切断))があり、津軽地方で作られた最古の在銘作品。杉館主板垣兵部が旧主高信の霊を慰めるために奉献されたものと伝えられます。大仏ヶ鼻攻撃に手柄のあった兵部が城代としていた時に、前身の浄清庵に寄進したものといわれます。
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