小坂町にある天使館(旧聖園マリア園)は、昭和6年(1931)に小坂鉱山の子供達を対象にした幼児教育施設でした。
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当時の小坂鉱山の経営者である藤田組の援助を得て建築されたそうです。
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昭和7年に現在の建物を新築し、その後名称を変えながらも平成4年まで実際に使われていました。
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キリスト教の建物らしく外観は洋風建築の要素く、外壁は下見板張りで上部の妻の部分は白漆喰で構造材をわざと見せています。
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窓も縦長の上げ下げ窓を採用し窓を縁取ることで機能的になるのと同時に建物を立体的に見せています。
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玄関入り口は平面的に前に出し屋根に曲線や柱飾りを設けることでよりデザインに変化をもたせています。屋根飾りやドーマなども単純な屋根に変化を与えています。
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平成15年に国登録有形文化財に指定されました。
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ちなみに一般利用が可能で、施設利用料は1時間あたり300円。
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