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津軽伝承工芸館の南西側に位置する白山姫神社は、別名「袋観音堂」ともいわれ、午年の一代様として古くから信仰を集めてきました。参道には石彫りの三十三観音像が並び境内へと誘ないます。
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鳥居の側には大きなイチョウの木があります。大永年間(1521~1582)は台風の多い年で大風が吹き荒れたそう。神木は倒れ、社殿も崩壊。当時、別当職であった工藤衛門之介が庭にイチョウの木を植え、それ以来「袋観音の神木」として住民に崇拝され大木に生育したとか。
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推定樹齢400年以上で県内でも5本の指に数えられる古木。樹高27.7m、根元幹周5.6mの雌木で、古くから袋の神木として親しまれているこの巨木は「袋のイチョウ」として昭和63年に市の天然記念物に指定。平成3年に台風被害を受けています。
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あっ!オニヤンマがいっぱい!今年もオニヤンマいっぱい見ましたが、やはりギンヤンマには会えませんでしたねぇ。
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さてと…登りますか。
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とにかく馬がいます。本尊は馬頭観世音菩薩。津軽一代様の午。
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あっ、杖だ。しかも馬に…
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アディダス帽!
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ヒーヒーフー!
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ヒーヒーフー!
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結構登ってきました。
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本殿には馬の石灯籠他、絵馬等が多く飾られ午年の一代様にふさわしい趣きを醸し出します。
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やはり馬にはアディダス帽(笑)
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どの馬にもアディダス帽(笑)
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時代はアディダス!!
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歴史は古く、大同年間(806~810)、蝦夷討伐の将軍坂上田村麻呂が袋の地に陣を張った際に、袋に入れた勢至観音像を大木にかけて武運長久を祈願したとの伝説があり、袋観音堂と呼ばれて、現在の鳥居の位置に田村麻呂が創建したと伝えられています。
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その後、文明年間(1469~1487)に南部光政が袋観音大菩薩の御堂を再建。天明8年(1788)に御堂が現在地に移築。※貞享4年検地水帳によりますと袋村に藤五郎抱えの観音堂が見え、安政2年神社書上帳にも袋村に観音堂が記されていますが、これは産土神である当袋観音であり、宝永5年(1708)に観音平に移り、神仏分離で白山姫神社となっています。
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正徳元年(1644)には、津軽3代藩主信義が津軽三十三観音札掛所を指定し、黒石では26番に住吉宮(神明宮隣り。後に津軽藩祈願所の法眼寺に指定替え)と27番に白山姫神社が選ばれた他、白山姫神社は午年生まれの一代様にも指定。
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ちなみに津軽の一代様は以下の通り。
子…千手観音=目屋の清水観音
丑・寅…虚空蔵像菩薩=百沢の求聞寺
卯…文殊菩薩=岩木町兼平の天満宮
辰・巳…普賢菩薩=岩木町の愛宕様
午…勢至菩薩=白山姫神社
未・申…大日如来=大鰐の大日様
酉…不動明王=碇ケ関古懸不動
戌・亥…八幡大菩薩=弘前の八幡宮
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一代様はこれら仏教の8大尊が本尊で、古くから諸願成就や厄払いにご利益があると言われますが、特に勢至菩薩は阿弥陀仏の右の脇士で知恵の象徴で、知恵の光で一切を照らし、人々に無上の力を会得させる菩薩として広く信仰を集めています。
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